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三省堂書店著者:足立 暹 内容紹介 本書は「平家物語」の名所史跡を訪ね、各地域別にまとめた「平家鎮魂の旅」シリーズの17冊目である。 この「摂津の巻」は、主に摂津国(大阪府北部及び兵庫県南東部)を対象としており、和泉国及び河内国も含めている。但し、神戸市については、既刊の「摂津西部の巻」に掲載しているため、本書では対象外である。 本書のメインは、後白河法皇などの、鳥羽から八軒家船着場まで船で下り、それよりは各王子を巡り紀伊へ向かうという、熊 野詣のルートである。 ほかには、安徳天皇の陵や源満仲を祀る多田神社などを訪ねている。 【著者について】 ●足立 暹(あだち のぼる)。大阪生まれの大阪育ち。1965年京都府立大学農学部卒業。京都府庁に就職し、畜産業に関わる試験研究や農家の技術指導 に従事した。従って著者は、文学や歴史についてはまったくの素人である。退職当初は「宮沢賢治のふるさとを訪ねて」「宮沢賢治の青春を訪ねて」なども著したが、最近はこの「平家鎮魂の旅」に専念している。著者が、「平家物語」に惹かれたきっかけは、謡曲を習ったことである。謡曲の5分の1〜6分の1は「平家物語」を題材に作曲されている。時が流れ、退職をきっかけに、改めて「平家物語」を愛読し、その舞台が都のみでなく日本各地に点在して いることを知った。物語に関わる名所史跡などを訪ねるようになり、それを次々に記録していくと、やがて16冊のシリーズ にもなった。この「摂津の巻」は17冊目である。 ●【既刊リスト】「平家鎮魂の旅-東山道/近江の巻き」(2003年10月)、「平家鎮魂の旅-南海道/淡路・阿波の巻き」 (2004年11月)、「平家鎮魂の旅-南海道/讃岐の巻き」(2005年 6月)、「平家鎮魂の旅-南海道/土佐・伊予の巻き」(2006年 4月)、「平家鎮魂の旅-畿内/摂津西部の巻き」(2006年12月)、「平家鎮魂の旅-山陽道/周防・長門の巻き」(2007年 5月)、「平家鎮魂の旅-山陽道/東部の巻き」(2007年12月)、「平家鎮魂の旅-畿内/洛中・洛外一の巻き」(2008年 5月)、「平家鎮魂の旅-畿内/洛中・洛外二の巻き」(2008年10月)、「平家鎮魂の旅-山陽道/中部の巻き」(2009年 4月)、「平家鎮魂の旅-畿内/洛中・洛外三の巻き」(2009年10月)、「平家鎮魂の旅-畿内/洛中・洛外四の巻き」(2010年 4月)、「平家鎮魂の旅-東海道/相模一の巻き」(2010年10月)、「平家鎮魂の旅-畿内/山城南部の巻き」(2011年 1月)、「平家鎮魂の旅-南海道/紀伊の巻き」(2011年 7月)、「平家鎮魂の旅-北陸道/西部の巻」(2012年11月) ●今日では、フェイスブックやブログにも挑戦しており、より多くの方に「平家物語」の魅力を伝えたいと考えている
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